コードレスは手軽

卓上クリーナーではモノ足りない


 卓上クリーナーを買いました。
 安かったので試しに買ってみることにしたのです。

 単三電池を四本使います。吸引力は弱いですが小型で便利です。テーブルのパンくずなども簡単に吸い取れます。


 コードレスだと便利です。ちょっとしたものを吸い込むのにはいいと感じたのでした。
 実に簡便です。


 それで思いました。
 これだけ便利なのだから、もう一台同じような充電式の掃除機を買って一階と二階に置いておけばいいと。

 コードレスの小型の掃除機をもうひとつ買いました。
 寝床の髪の毛、羽毛布団から出た羽毛もさっと吸えます。

 そうなるとコードレスの便利さをつくづく感じるようになります。
 それなら寝室以外、普段は一階の掃除機を動かすようなところでも髪の毛や綿ぼこり程度なら、小型のコードレスの方がいい、と。


 その時、ちょうど知り合いのご婦人から「マキタのスティック型の掃除機がたいそう便利で使いやすい」と教えてもらったところでした。

 この人、言い方がオーバーで、「目からウロコ」とか「涙が出るほど」などと言ってくださいます。
 お歳からして、こういう言葉を使われるのは珍しく愉快で、どうしたって心を動かされてしまいます(笑)。
 スティック型を検討してみようかという気になったのです。
 
 コードレスで、それもスティック型ならいちいち屈まないで楽に使えるかも、と。


 商品そのものを見に量販店に出かけました。


 その時、なぜかサイクロン式の掃除機も検討しています。
 その頃はサイクロン方式が流行っていました。

 「紙パックが要らない」ということで流行っていたようですが、実際に量販店に行って触って動かして見ると、意外と吸引力が弱く感じたのです。
 触って見ないとわからないものです。

 その頃は、掃除機はとにかく吸引力が強い方がいいと思いこんでいました。
 でも吸引力が強くてもコードレスではないのです。
 最初の目的からつい目移りしてしまいました。

 キャニスター式でコードレスというのも探してみましたが、ほとんどありません。


 掃除機専門の担当の女性に詳しく説明してもらいました。
 嫁と二人で一緒になって聞いていて、その博識ぶりに感心。

 ・掃除機は吸引力よりも取り回しがしやすいかどうかが大事。
 ・スティック型は腰が疲れない。その代わり、立たせておく工夫が必要になる。
 ・サイクロン方式が人気なのは紙パックがいらないこと。
 ・スティック型はマキタ以外もあるが、マキタはシンプルで使いやすいと好評。
 ・マキタのスティック型はカップ式で紙パックを使わないタイプもある。
 ・紙パックでないと溜まったゴミを直接捨てることになる。


 そして我が家はどうかよく考え、とうとうマキタのハンディクリーナーに決めたのでした。

 「一階のリビングとキッチンで、ちょっとしたゴミを吸うのにさっと出して使う」と、使う用途を絞って購入することにしたのです。